病院
病院に勤める介護職は、看護助手や看護補助者、ケアワーカーなどといった名前で呼ばれます。
看護師の指示のもと、介護業務や機器の洗浄、備品補充などをします。
特別養護老人ホーム
要介護度3~5の方が入所され、終の棲家としての役割があります。
看取りがある(最期に寄り添う)ためご利用者様と長く関わっていける施設で、食事や排泄の介助などの介護サービス提供が中心となります。
介護老人保健施設
在宅復帰を目指してリハビリを行う入所施設で、リハビリ・医療・介護が連携したサービス提供をします。
看護師が24時間常駐しているため、安心して夜勤に入れます。
医師・看護師・リハビリ職などといった多職種協同の施設です。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
認知症の方が共同生活を送るための施設で、5~9人を1ユニットとし、定員は9~18名が一般的です。
利用者様同士で掃除や洗濯などを分担していただき、適切な介助を行いながら日常生活にリハビリを取り入れる「生活リハビリ」が中心です。
デイサービス(通所介護)
デイケア(通所リハビリテーション)
利用者様が日帰りで通う形態の施設で入浴や食事の介助、体操やレクリエーションなどを行います。
デイケアはそれに加えてリハビリを専門とします。
通所の施設は利用者様が場所を変えやすいという性質があるため、介護の技術や接し方に長けたひと、主に介護福祉士の女性(同性介助を求められるため)が採用されます。
訪問介護 ※
ご自宅を訪問し、主に身体介護(入浴・排泄・食事・着替え等)と、
生活援助(調理・洗濯・掃除・買い物・生活に関する相談等)の2種類のサービスを行います。
個別でのケアとなるため、おひとりおひとりに寄り添った介護ができます。
訪問での就職をご希望される場合は、入所施設で何年か経験を積んでから訪問介護へ、というキャリアステップを歩むことが多いです。
サービス付き高齢者向け住宅 ※
個室が主流で、「ユニット型」「マンション型」があり、バリアフリーが完備された賃貸住宅という位置づけです。
主に各居室に訪問しての安否確認と生活相談サービスを提供します。
また訪問介護事業所が併設されている事が多く、訪問介護として介護ケアを行います。
有料老人ホーム ※
主に「介護付」「住宅型」「健康型」の3種類があり、入居対象は自立している方から要介護の方までと幅広いのが特徴です。
民間企業が運営しており、ホテルの様な設備で接遇・サービス面を重視している施設も多く見られます。
※未経験の方は上記3つのどれかで介護職としてのキャリアをスタートされることがほとんどです。
利用者様が多いのでスタッフ数も多く、しっかりとした教育体制の中で経験を積むことができます。
また1年でも経験を積むことができれば、次の転職活動でよりご希望に沿った施設形態や働き方が選べます!